『八百会(やほあひ)』の海
空が高い。
打ち寄せる波の音。潮の香りが全身に浸みわたってゆく。
風。快い水平の刺激。ここにはいつも「風」がある。
天頂に君臨する熱球が突き降ろす垂直の刺激を和らげて、
やさしく僕を包み込んでくれる風がある。
インド亜大陸最南端の岬…そこは
ベンガル湾・インド洋・アラビア海…
3つの大洋が出会う、
『八百会(やほあひ)』の海だ。
イラストは、岬の沖合いに浮かぶロック・メモリアルROCK MEMORIAL。
by aram-project-amai
| 2009-07-16 03:45
| 絵巻「カニヤークマリ編」